2023/06/25 17:12
MOZA製品をご利用中、パドルシフトが反応しなくなったり、BootModeになり製品の接続ができなくなる場合があります。
その際の対処法をまとめました。トラブルかな? と思ったらこちら記事をお読みください。
1.MOZA Pithouseが最新バージョンであるか確認する
MOZA Pithouseを起動し、左上を確認します。バージョンが『1.2.1.2』となっていれば最新です。(2023年6月1日現在)
最新バージョンになっていなければ、以下の手順でアップデートをします。
“Check for Updates”をクリックします。
“Update”をクリック、画面の指示に従ってアップデートを実行します。
MOZA Pithouseを再起動し、バージョンが『1.2.0.114』になれば完了です。
2.ステアリングやベース、ペダルのファームウェアをアップデートする
左側の下から3番目の項目をクリックし、“Upgrade all in one click”をクリックします。
全機器のファームウェアアップデートが終了したら、次にBase Soft Resetを行います。
左側の下から2番目のアイコンをクリックします。
“Recovery and Reset”をクリックします。
“Base Soft Reset”を行います。
“Wheel Base Recovery and Reset”を行います。完了したらベースを再起動します。以上でホイールベースのリセットが終了です。
アップデート後、必ずDDモーター背面の電源ボタンでOFF/ONし、モーターの再起動をしてください。
3.パドルシフターが反応しない場合
ソフトウェア、ハードウェアが最新バージョンでもパドルシフターが反応しない場合、パドルシフト自体のキャリブレーションを実行します。
左側の下から2番目のアイコンをクリックします。
“Calibrate Paddles”を行います。
Startボタンをクリックするとキャリブレーションが開始されます。画面の指示に従ってパドルを操作します。パドルの操作手順は以下の動画を御覧ください。
完了したらホイールモーターベースを再起動します。以上でパドルシフトのキャリブレーションは完了です。
4.ファームウェアアップデート後、Boot Modeになってしまったときの対処法
ファームウェアを最新版へアップデートすると、まれにBoot Modeになり操作を受け付けなくなる場合があります。そのときの対処法をご紹介します。
MOZA R9、R5用のレーシングディスプレイ、“CMレーシングディスプレイ”やFSRステアリングにおいて、画面が映らなくなるトラブルが多発しております。
主にR9v2を使用しているユーザーに多発しており、今回は応急処置的な方法とはなりますが、MOZA側から提示されている対処法を記載いたします。
1 オフラインファームウェアアップデートツールをMOZAのホームページからDLします。
2 ダウンロードしたzipファイルを解答します。
3 MOZA製品をPCに接続し、“Moza Pit House”が起動していないことを確認します。
4 ファームウェアアップデートツール『FmwUpdateTool_bin_v1.2.0.12.exe』を起動します。
5 “Update Display”をクリックします。
6 アップデート終了後、Update Displayのボタンが緑色になっていればアップデート完了です。