2023/06/24 12:43
CubeControlsの『CSX3』。LEDシフトインジケーターやインフォメーションディスプレイを搭載する超ハイエンドシミュレーターデバイスです。
そんなCSX3を使いこなすために、『CubeSet』と『Sim Hub』という2つのソフトウェアが必要となります。
CubeSetはステアリング本体のスイッチ類の設定やパドルのキャリブレーションを行うためのソフトウェア。そしてSimHubはモニターの設定やシフトインジケーター、ステアリングLEDのカラー変更などを司るソフトウェアとなります。
今回はCubeSetとSimHubのインストール手順、初期セットアップ手順をご紹介します。
0.インストール作業の前に
こちらのリンクから、zipファイルをダウンロードします。
ファイルの中には今回インストールをするCubeSetとSimHubのほかに、日本語マニュアルも同梱されています。
ダウンロードしたファイルを解凍し、インストール作業に移ります。
1.CubeSetのインストール
“CubeSetV6”フォルダをコピーし、ドキュメント内にペーストします。
そのフォルダ内の“CubeSet.exe”ファイルのショートカットを作成、そのショートカットをデスクトップへ移動します。
2.SimHubのインストール
“SimHub.8.01.3”フォルダ内の“SimHubSetup_8.1.3.exe”をクリック、アプリケーションをインストールします。
※このとき、途中に表示されるチェックボックスはすべて入れたままでOK
続いて“SimHub.ja”フォルダ内の“SimHub.ja.resx”をSimHubインストール先の“languages”にコピペ。その後SimHubを起動し、『Setting』→『Languages』→『Japanese』を選択し、PCを再起動します。
これにより、CubeSet、SimHubのインストール作業は完了となります。
3.動作確認
動作確認をしましょう。
ステアリングをPCに接続し、ステアリング裏側の電源スイッチをON。そしてSimHubを起動します。
ウインドウ上部に『CUBE CONTROLS CSX3』と表示されれば正常です。
『WAITING FOR DEVICE…』と表示される場合は正常な接続がなされていない状態です。USBケーブル、ステアリングの電源等をもう一度ご確認ください。
4.ファームウェアの確認
ウインドウの左側、“DEVICE”をクリックし、“CHECK UPDATE”をクリックします。
新規アップデートがある場合はそのままアップデートが開始されます。
※※※このとき“MANUAL UPDATE”は行わないでください。ステアリングが動作しなくなる事例が発生しています※※※
5.SimHubとディスプレイの初期セットアップ
ディスプレイの表示を正常にするために、『VOCORE』をインストールします。
ZENKAIRACING提供のフォルダから、“VOCOREScreenSetup.exe”をクリックし、インストールを行います。(5分程度かかる場合あり)
インストール完了後、ステアリングの電源を切り、PCも再起動します。
再起動が完了したら、“CubeSet”と“SimHub”を起動。SimHub内の“Devices”タブから“Add device”をクリックし、使用するステアリング(CSX3)を選択しましょう。
ConnectedになっていればOK。無事に初期セットアップが完了となります。
CubeControls製品はZENKAIRACING ECサイトより購入可能です。またZENKAIRACINGでは日本語マニュアルのほか、初期セットアップに必要なソフトウェアを提供しています。
ZENKAIRACING ECサイト:https://zenkai.base.shop/